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奇跡のワイルドカード 10月

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トランプゲームであらゆるカードの代用が出来る万能の札をワイルドカードと言います。
人間のどんな組織や臓器にも育つ ips細胞はまさに
再生医療の切り札、ワイルドカードといっていい。
生みの親である京大教授の山中伸弥さんがノーベル生理学、医学賞に輝きました。
一般の人にも広く知られた業績で、前評判通り、賞を勝ち取る。
なんと鮮やかな受賞劇であろうか。
だがここまで決して順風満帆だったわけではありません。
柔道などで10回以上骨折したことから、お世話になった整形外科医を目指すが、
研修医時代は指導教官の足手まといとなり、山中をもじって、「邪魔中」と
呼ばれていたという。
医療の現場で、全身の関節が変形して苦しむ重症のリウマチ患者に接し、
どうしてやることもできない現実に直面する。
基礎研究に進めば、たくさんの人を救えると思い定めた。
この春には、京都マラソンで完走を宣言して寄付を呼びかけ、1千万以上を集めた。
研究の為なら、なんだってやる。強い信念が伝わってくる。
ips細胞がこの先、医療をどう変えていくのか、まだ見えない。
「神の領域」に踏み込んむことで医療を超え、倫理的な問題が
突きつけられるかもしれない。しかし今はただ、研究の成果を心待ちにする人たちと
受賞を喜びたい。山中さんの手のワイルドカードが魔法のように傷を癒し、
苦しみを消し去る夢を見ながら。