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「国民」という言葉 7月

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最近とみに違和感を持つようになった言葉に「国民」があります。
二言目には、「国民のみなさま」と口にする首相。「国民のため」と連呼して反旗を翻す一派。
どちらからも臭う押しつけがましさ食傷気味でいたら、生まれた新党の名がズバリ「国民の生活が第一」とは。
かくして「国民」の名の下に民主党は分裂した。
「国民の生活が第一」
は民主党が3年前に政権を奪った時の旗印です。
新党をつくった小沢一郎さんは、当時の志を忘れてないと訴えて本家を食ってしまう腹づもりなのだろう。しかし、本家のご当主だって、「国民のみなさま」が口癖なのだから、甲乙のつけようなどない。
「ことばは天を目指すが心は地にとどまる,心のともなわぬことばがどうして天にとどこうか」

違和感の正体をもう少し探ると、「ハムレット」(小田島雄志訳)の中のせりふが思い浮かぶ。
国民を大切にしているようで、結局はだしに使っている。
だから言葉が目指すとこに届かない。そんな感覚がぬぐえない。
広辞苑の「国民」の項にうまい説明を見つけた。
「(国家を構成する人間が)国権に服する地位では国民、国政にあずかる地位では、公民または市民と呼ばれる。」国民と呼ばれている前は、権力をもった方々にとって体のいいお客さんにすぎぬということだ。
いくらあがめ奉られたところで、居心地が悪いのも道理である。