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紫陽花に思う 6月

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青に見えたり、紫に見えたり。アジサイは咲く場所や時間によって虹のように色が変わる。じっと見ていると青でもなく紫でもない。
名前で呼べない中間の色合いに、どこまでも続く底知れぬ深さがある。
その深さの中に何か大切な秘密が隠されている気がする。
「ダンスパーティ」という品種があるそうです。
静岡県掛川市の加茂花菖蒲園で開発されたのは18年も前のこと。なぜか昨年になって人気が爆発した。はじけるように広がる華やかな咲き方が、くるくると回って踊る人々のドレスのようです。
元気な動きを感じさせる花が売れるのは、この国を覆う重苦しい空気と無縁ではあるまい。
経営不振が続くある会社で、こんな話を聞いた。「頑張れば会社は立ち直るのか、それともこのまま落ちていくのか」
振り返れば、社員が会社を「うち」と呼ばなくなり、「この会社」と言い始めた時が転落の始まりだったのではないか。
人々の顔色はすこしずつ変わっていたが、経営者は分岐点のサインに気付かなかった。


「紫陽花やはなだにかはるきのふけふ」
正岡子規に時の移ろいを詠んだ一句がある。物事の変化はゆっくり進むのが常だが、青とも紫とも呼べない途中の過程にこそ、目を凝らしたい。言葉では語れない色調を読み取るのが人の上に立つ者の責務であろう。
子規はこうも詠んでいる

「紫陽花やきのふの誠けふの嘘」