アルミ製品、ガラス、インテリアからエクステリア、網戸の張り替えまであなたの住まいのパートナー御殿場市大坂にある㈱都商会

世界観と処世訓

RSS Feed

「人間」が生きていくためには、世界がどんなふうにできているかという世界観と世界がそんなふうに出来ているなら、こう生きようという処世訓が必要だ。」
井上ひさしさんが遺作の小説「一週間」の中にこんな一節を残しています。
世界観と処世訓。ふたつながら必要なのは国も同じだ。
環太平洋経済連携協定(TPP)をめぐる動きを見ていると、そんな思いを強くします。
決断を延ばし延ばしにした野田首相の脳裏には、太平洋を取り巻く国々だけでなく、永田町という世界がどんな風にできているか、ぎりぎりまでちらついていたのだろう。
「交渉参加に向け関係国との協議に入る。」少々まどろっこしい言い方にも野田さんの粘り強く、世界観を語り、処世訓を説いていくしかない。
文字通り国論を二分する問題です。それはまた、政治家の晴れ舞台でもあるのです。
実は、井上ひさしさんはこう続けている。「そのときそのときの利害にあわせて、この世界観と処世訓を簡単に
変えてしまう人間が多い。彼らを信用してはいけない。」
TPP交渉にしても都合のいいことばかりではないでしょう。そのとき、世界観と処世訓、2本の足がぐらつくようでは信用はされないでしょう。